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カルフォルニア ゼファー号 / 3日目


CZ号3日目の朝

3アムトラ朝



朝食は食堂車でオーダーし、個室寝台までルームサービスしてもらう。

スクランブルエッグ、パンソーセイジ、ポテト、パンとコーヒー

3アムトラ朝食1

料金25ドルは無料だが、チップの5ドルは現金払い。



3アムトラ景色1


外は牧草地と畑が延々と続く。地平線の彼方まで広がっている。

3アムトラ牧舎




たまに牧舎やサイロがあるが、働く人の姿は見つけることができない。

牧草地に放たれた牛たちは、何十面もつながっているサッカーのピッチで

1面につき2匹でプレーしている選手たちに見える。

3アムトラ牧舎2




牧草地の彼方、小高い丘になっている場所に農家の豪邸が見えた。

そこへつながる電信柱も電線も見えない。きっと自家発電でまかなっているのだろう。

牧草地は青々とし輝いているが、畑は茶褐色で、耕されていたり、

何かの茎(きっとトウモロコシ)の頭だけが切られた状態で整列していたりする。

ジャガイモも小麦もトウモロコシモも、花が咲いていたり収穫期であったりすれば、

きっと素晴らし景色になっていたのではないか。

それでも、この2色のパッチワーク模様は悪くはない。

ところどころにある農家や、ちょっとした林や小さな池がアクセントになっている。



3アムトラ散水3


これはきっと畑の散水装置だと思う。

支点になる箇所に水の供給口があり、拡げた羽のところどころから散水し、

コンパスのように円を描きながら水を撒く。

しかし円周から外れているところはどうするかという問題が残ります。

3アムトラ散水1


さすれば両端が同時に平行移動し、一方の端から水を供給するのはどうだろう。

それには連続する水の供給口が必要になります。そんな事がこの広い畑に可能でしょうか?



みなさんどう思います?どうでも良い?

そうですよね。午前中同じ景色ばかりみていたので、暇つぶしに考えていました。

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余談になりますが、この列車に乗っていた3日間はキンドル本を読むか、

ブログの下書きを書くか、景色を見るか、食べるか、しかする事がありませんでした。

Wi-Fi環境になかったので、ブログもメールも開くことが出来ません。

何日もアップしなかったので、気を揉んだ方もおられるかと思いますが、

そういう事情があったのでした。――余談、終わり。

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しかし、いよいよ解決しました。

一方の端が地上の一か所にあるポンプとつながっていましたし、

おのおのの車輪が、何層にも扇型に円を描いていた畑の軌跡を発見しました。

その後も井戸ポンプを何か所も見たので間違いありません。

3アムトラ散水2


ポンプが畑の中央や四角い端々にあれば、散水箇所をだぶらせることで漏れはなくなります。

 しかし、しかしです。まだ問題があります。

車輪に踏まれた作物はどうなるの?平地状態の時はこの方法でも散水可能ですが、

芽が出、茎が育ち、麦やトウモロコシのようにフサフサと葉が生い茂った時はどうなるのでしょう?

「畑のお助け、散水マン」とネーミングして、日本で売り出しても、

絶対に買う農家はないという代物ですけど、

このだだっ広いアメリカでは、必需品であることは間違いありません。





ただ今午後6時、予定ではシカゴで夕食を済ませている時間ですが、

列車が大幅に遅れたため、また食堂車でステーキをいただいてきました。


ただ今午後10時。もはや遅れを挽回するのは不可能。

シカゴに到着するのはやはり深夜の1時過ぎです。ドミトリーのベッドで寝着くのは午前2時。




なんとか乗り切るために
Ray次郎に【拍手】
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「カルフォルニア ゼファー号 / 2日目」

2アムトラ 朝食

CZ号2日目の朝を迎えた。食堂車でオムレツとコーヒーの朝食。

隣に連結する展望車、

2アムトラ 展望車1

2アムトラ貨物車1

2アムトラ貨物車2

遠くに朝日をあびて走る貨物車が見えた。

1キロメートルはつながっているかと思われる貨車が、時速20キロくらいでゆっくりと進む。


2アムトラ展望車4


車窓から見えるのは相変わらずの平野だったり、人口の貯水池だったり、

たまに忽然と古そうな工場が姿を見せたりする。

2アムトラ展望車5


社内放送で列車の遅れを詫びているが、内容がよくわからない。

ユタ州サクラメント駅に到着した。時刻表によれば今日の深夜3時に着くはずだが、

今は午後1時。と言うことは10時間も遅れていることになる。

社内放送では列車の遅れによる乗継便の変更などを知らせているようだ。

明日の午後2時50分にシカゴに到着する予定だが、それが深夜まで遅れるということか?

いまさらあたふたしたところで仕方がないので、ほうれん草と人参主体のサラダで昼食を済ませた。

2アムトラランチ2




砂漠と、グランドキャニオンを縮小したような積層面を見せる岩山が続きます。


2アムトラ岩山2

2アムトラック岩山1




Sotaが持っている新幹線と電車図鑑の中に、海外の新幹線・特急としてこのCZ号も紹介されていた。

それはまさに、こんな岩山をバックにした写真だった。



カリフォルニア ゼファー号に【拍手】

カルフォルニア ゼファー号 / 1日目


朝ホテルからタクシーに乗り、フィッシャーマンズワーフへ。

「フィッシャーマンズワーフ、ピアー39、プリーズ」と言うと、

「アムトラックのバスに乗るのか」、と来た。

タクシーの運ちゃんの方がよっぽど情報に詳しい。

アムトラック出発1

7時10分定刻に連絡バスはやってきた。

バスの運転手がEチケットのQRコードを読み取り、本人確認をする。



アムトラック出発2

サンフランシスコ湾の貨物港、コンテナを貨物船に積込むクレーン設備が点々とつながっている。


エミリービレ駅に入ってきたカルフォルニア ゼファー号(以下 CZ号)

2階建ての威風堂々とした体格だ。


あむ駅着




 CZ号について:

 アメリカ全土を鉄道で網羅しているアムトラック社の、東西を結ぶ寝台特急。

 今回は西海岸カルフォルニア州サンフランシスコから5つの州を通過して、

中部イリノイ州シカゴまでだが、さらにそこから乗り継いでニューヨーク、ボストンまで行けば、

完全に大陸横断を列車で果たすことになる。

ゴールドラッシュにわいた頃、49er'sたちが西部へ西部へとむかった路線だ。

  
CZ号にはクラスが3つある。まず一番安いコーチクラス、これは普通のリクライニング席。

次に2人相部屋の上下2段の個室寝台車クラス。

最後に一番料金が高い独り部屋の個室寝台。

他のクラスと違うのは、料金もさることながら、共用のシャワー室があり、

全食事の料理と飲み物は何をオーダーしてもすべて料金に含まれていること。
(ただしアルコールは別)


アムトラック座席

Ray次郎はこのクラスを予約した。

アムトラック雪景色2

 
CZ号は1時間ほどで高原地帯に入った。近く遠くに残雪が見える。

アムトラック砂漠1

午後からは砂漠地帯に入った。



途中の駅で長めの停車。みんな外に出て新鮮な空気を吸っている。

アムトラック停車2


近くにいた坊やの歳を聞いた。三歳半だという、可愛い盛りだ。

お父さんは5年前に福岡で働いたことがあると言った。もう少し話を聞こうかと思ったが、

坊やが突然あらぬ方向に走り出したので、話は即中断。


午後4時ころ、コンダクターが来てデナー席の予約を取っていった。

早めの午後5時半の席を予約した。

アムトラック デナー1




テーブル相席の向いの老夫婦。どこへ行くのか聞かれたので、

アムトラック デナー3


ここを起点に世界一周すると言ったら、盛り上がってくれた。

訪問する国を順番に書いた名刺が役に立った。

アムトラック デナー2


オーダーしたのは一番高いステーキ。なにせ何を頼んでもチケット料金に含まれてますから。

アメリカに来て初めてのステーキは寝台特急の食堂車でいただきました。





夜も更け窓の外を見ると、月あかりにぼんやりと照らされたブッシュが、

墨絵の中で墨を流したように、荒地を流れていきます。

遠くの小高い山々に白い雲が低く垂れ込め、まるで残雪をかぶっているかのようです。

窓の中央部に光る星が三つ、小さな星たちは窓ガラスが曇っているので見えません。

さらに見上げると、左斜めから四分の一ほど欠けている、

ぼんやりとしたみっともない姿の月があります。

周りになんの光もないので、月明りだけで窓際においたウイスキーグラスを、

迷うことなく取ることができます。

そして忘れたころに信号機の赤い光が、月明りを一瞬消すかのように流れていきます。

テレビもない、ネットもつなげない、メールも読めない状況の中、

こんな夜の光景をながめながら、何も考えないでウイスキーをちびりちびりと飲んだ。

こうして寝台列車の最初の夜が過ぎていった。








【拍手】 One Click Please!!

まち歩き / コイトタワーとチャイナタウン

サンフランシスコ市内は坂が多い。この坂を避けて歩く方法は何か?

起伏のない海岸線を歩けば良い。

海岸道路


湾曲した海岸線は山の麓のようになっていて、

海岸線に囲まれた市内は中心に向かって標高が高くなっている。

埠頭がいくつも並んでいる海岸線。


客船2


とてつもなくでかい豪華客船が停泊している。


世界の金持ちたちが何百人とこの船に乗って、サンフランシスコに来た。

サイクリングを楽しんだ人は少ないかもしれないが、

専用のガイド付き2階建てバスに乗って、市内観光やゴールデンブリッジ見学を楽しんだはずだ。




昔、NHKラジオ英会話で、サンフランシスコを舞台にしたプログラムがあった。

確かサンフランシスコの大学に通う兄を妹が訪ねてきて、

市内観光をするというシチュエーションだった。

1週間のプログラムだったと思うが、その中でコイトタワーに登った回だけを覚えている。

兄はコイトタワーの成り立ちや、タワーに登る急な階段の両脇に住宅が連なっていること、

コヨーテの保護の話を妹にしていた。


コイト1


コイトタワーに続く坂、確かに急だ。そして狭い階段の両脇には普通に住宅が並んでいる。

コイト道2

コイト道1


階段の数も500まで数えたが、それ以上はあきらめた。


コイトタワー2

ようやくコイトタワーに到着。エレベーターで少し登ってから、さらに階段で展望台へ。

コイト景色ワーフ


フィッシャーマンズワーフから歩きはじめ、

コイト景色客船

豪華客船が停泊する埠頭を通過した。

コイト景色橋

さっきまで真近にそびえていたゴールデンブリッジが、今は遥か彼方だ。

コイト景色坂


市内方面に目をやると、中心に向かってせりあがっていく構図が良くわかる。





コイトタワーに別れを告げ、次の目的地のチャイナタウンを目指す。

地図をたよりに、通りの名前を確認しながら歩くこと30分、チャイナタウンに入った。

中華街2


まさに中華街。中国人しかいない。店の看板も売っている品物も、すべて中国向け。

中華街3


中華街4


歩道には吸い殻やらゴミが散乱し、お肉屋さんにはカエルが皮を剥かれて売っている。

まさしくここは、紛れもなく中国そのもの。

アメリカにいて突然中国に空間移動したような感覚だ。

中華街6

チャイナタウンのはずれにある丘を、くりぬいたトンネル。

このどらえもんトンネルを抜けたら、いきなりアメリカに呼び戻された。

ユニオンスクエアーを通ってホテルに戻る。午後5時半。ちょうど3時間のまち歩きだった。

シャワーを浴びさっぱりしたところで、近くのタイレストランへ行く。

鶏肉と野菜とビーフンのサラダ8ドル、生ビール4ドルで今日一日を締めた。

タイ料理






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Sota専用 ページ / じいちゃんのあてっぽクイズ

Sota、、

今度、じいちゃんがテレビ電話で、Sotaにあてっぽクイズ出すから、答えてね

こんなクイズだから、おっかーと練習しておいて、いいかな?




いくよ、、、


サイクル金門橋3


じいちゃん:私は動物です。 ➡ Sota:ゾウさん

じいちゃん:ブッブー。分からなかったら「ヒント」って言って ➡ Sota: じいちゃん、ヒント!

じいちゃん:私はお風呂が大好きです。 ➡ Sota:カメさん!!

じいちゃん:ブッブー。それはペンギンとオットセーとカバとクジラが出てくる絵本の話。

分からなかった「ヒント」って言って。 ➡ Sota:じいちゃん、ヒント!

じいちゃん:私はお風呂で歌を唄います。 ➡ Sota:おっかー!!

じいちゃん:ブッブー。おっかーはお風呂で唄ってるの?じいちゃん、聞いたことないぞ。

 Sota:じいちゃん、ヒント!!

じいちゃん:ウリ、ウリ、ウリ、ウリイ、オー、イエイー!!➡ Sota: ワニワニさんだ~~!

じいちゃん:ぴんぽーん!! すごーいゾ Sota!!





Sotaからも、じいちゃんにあてっぽクイズが出せるよう、おっかーに教えてもらって練習しようね。

じゃあー、TV電話楽しみにしてるからねえ、またねえー。

プロフィール

Ray次郎

Author:Ray次郎
越後生まれのRay次郎。
リタイヤを機に
あれこれと始めた
後半人生の旅の記録

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