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アポロは最先端だが、プロセスは最悪だ、 の巻2

Have an operation on swelled elbow.

It takes almost whole day.

Ray is under the care of driver Mani.

He behave as if he were Ray's family.


朝8時、病院に行き、血液検査の結果とレントゲン写真を受け取った。

指定された8時半にドクターの部屋の前で待っていると、

手術衣を着た医師に招き入れられた。自分は麻酔担当だと言う。
(彼の言い方は “sleep doctor“)

まず血圧の測定をしてから、心電図と血液検査の結果を見た後、質問。

通常の血圧数値は?、アレルギーはあるか?、薬の服用は?、

手術を受けたことはあるか?、

この時、盲腸の単語、appendix をうろ覚えで答えて

「アペンデイ、、、」、腹を押さえて言ったら、

「 OK、アペンデイックス」、きれいな英語で訂正された。

10分ほどで問診は終わり、これから全身麻酔をしますと言う。
(彼の言い方は“Full sleep”)

えっ、局所麻酔ではなかったのかと、昨日の誤解に気が付いた。



指定された麻酔準備室へ行く。

ここで受付をすると、今日の手術代を請求された。

0120 手術代

55,000ルピー、約10万円。病院内にあるATMへ行き、55,000ルピーをおろす。

インドの最高紙幣は1,000ルピーだが、まずお目にかかることはない。

ATMからは500ルピーと100ルピー紙幣が混ざって出てくる。

しかも1回の引き出し限度は10,000ルピー、

6回カードを差し込んで、紙幣のぶ厚い束を手にした。

窓口で支払いを済ませ、待っていると奥に20床ほどあるベッドに連れていかれた。


財布、パスポート、カメラ、時計、メガネをリュックに入れ、

レントゲン写真、血液検査表、心電図、いっぱいの領収書ともども

全部、Mani君に預ける。


ベッドでは裸にされて手術衣を着せられた。

吸入マスクをされて、ガスが出てきた。

全身麻酔のガスかと思ったが、いっこうに眠くならない。

ガスを吸って10分後、看護師が来て移動ベッドに移された。

手術室へ移動。

Mani君がリュックを背負い、書類と衣類、サンダルの入ったバックを

手に持って連れそってくれるのが見えた。

手術室には入ったようだが、周りにそれらしき器具はない。

ここで待つこと、1時間。



午前11時40分、最後のドアを開けて手術室へ。

ここでようやく手術用のライトの下にたどり着いた。

まわりに3,4人の医師がいるようだ。

麻酔医が来て、手術衣の上半身をはだけ、右手に針を刺し麻酔液を入れ始めた。

「いつ目が覚めますか?」

「手術が終わったら、すぐ覚めるよ」、とか聞いているうちに、

いつのまにか眠ってしまい、後は記憶がない。



気がつくと、ベッドの上で点滴を受けていた。午後1時。

0120 点滴中


Mani君がベッドのそばで、心配そうな顔をしていた。

隣のベッドを見ると、20歳代のきれいな娘が寝ていた。

また、ウトウトしたらしく、気がつくと午後3時。

ふと隣を見ると、50歳代のおばちゃんが、、、、

えらいこっちゃ、ウトウトしている間に30年も時間が過ぎてしまった!!


午後6時、ようやく点滴が終わった。

Mani君から衣類を受け取って、ベッドから出た直後が

昨日UPしたこの写真。

0120 術後 (1)


受付で処方箋をもらう。

薬の服用方法と、服用後に熱が出たり、痛みや吐き気がしたら、

緊急電話番号1066に電話せよ、とか書いてある。

0120 処方箋

薬局へ行く。

0120 薬局


すごい込み具合で、人が押し合いへし合いしている。

とてもその中へ入る勇気がなく、Mani君に財布ごと渡して買いにいってもらう。


0120 薬代

20分後に戻ってきた、薬代は3種類で7日分、1,100円也。



病院を後にしてホテルへ向かう。

Mani君は安食堂の前でトクトクを停め、100ルピーを渡してくれと言う。

彼は病院の人に、今夜の夕食はイドリー(白い米粉の蒸しパン)だけにしなさい、

と言われていたらしい。

40ルピーを返されて、夕食は60ルピー(110円)で決まり。



ホテルに着くと、リュック、病院書類(大きな胸部のレントゲン写真含む)、

イドリーとチャツネ(イドリーにつけて食べるソース)の包みを持って

部屋まで運んでくれた。


昨日とは違い、今日は

「 Today, I say your charge. 」

1,000ルピーを4枚出し、1枚はトクトクチャージ、

3枚は病院で助けてもらったお礼、と言って渡した。

Mani君は突然床にひざまずいて、イスラム教徒のように

数秒ベッドにうつぶせになった。

4,000ルピー(7,200円)は彼のかせぎの数週間分にあたるのだろう。

前にMani君から、トクトクを3万円で入れ替えたときのローンを

毎月1,000円返済し、これからまだ2年残っている、という話を

聞いたことがある。

彼にとっては昨日と今日で6,000ルピー(約1万円)も手にしたわけで、

感激するのも無理はない。

だが、こちらにすれば、家族のように親身になって世話してくれたMani君に、

お金では代えられないほどの恩義を感じている。

当然という思いだ。

Mani君は、「 Take care! 」

「明後日の午後1時に迎えに来る」、と約束して帰っていった。


部屋にはイドリーの包みと病院の書類、それに手を吊ったRay次郎が残された。

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いやぁ 読ませますねぇo(^▽^)o 知

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Ray次郎

Author:Ray次郎
越後生まれのRay次郎。
リタイヤを機に
あれこれと始めた
後半人生の旅の記録

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