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タンジョール最後の日、観光なしで町歩き

2月4日(水) 今日は観光なしで町歩きのみ。

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昨日分のブログをアップしている今は5日(木)の朝9時。

これから荷物をまとめてバススタンドへ向かう。

次の町ヴェーランガンニまではバスで3時間半かかる。

時間がないので、写真のみアップして、ストーリーは後から書きます。

どんな町歩きになったか想像してみてください。

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ホテルのフロントに掲示してあるシテイマップを見ると、

駅を中心に上側(北)と下側(南)が等分に表示されている。

駅の正面口から上側には、寺院、王宮など昨日まで歩き回った地区が表示されている。

今日は駅裏から下半分を歩いてみることにした。

振興地なのか碁盤の目状に道路ができている。

高速道路に突き当たるまで長方形の外周道路を歩こう。

まずは駅裏の道、再開発中で店が撤去され、道路もガタガタだ。

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下側へ向かう道に入ってしばらくすると、市場。

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ここは花専門の市場だった。

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一番奥まで歩いて行くと、お兄ちゃんに声をかけられた。

「 Hi!, Which country?」

声をかけられるのは、たいていこれか、「 Where are from?」 と相場が決まっている。

ただ単に、「 Japan !」か、「I'm from JAPAN」 で返すと、なにかしら会話が始まる。


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このお兄ちゃん、22歳のときから12年間外国で出稼ぎしていたので、

英語のボキャは多い。シンガポール、マレーシヤ、インドネシヤで働いて、

1年半前にインドに戻った35歳。


「金、貯めたでしょ?」、「いや、カジノで遊んでたから貯まらなかったよ」

「そりゃだめだ。ギャンブルしたら全然貯まらんわ」

「今は市場で花屋さんしてる。ほれ、そこにばあちゃんと妹もいるよ」


彼のおばあちゃんと、

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妹さん。

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魚か、生活雑貨の市場はないかと聞いたが、そんなものはないと言われた。

「小さな店が村々にあるか、行商が来るくらい」

コーヒーをおごってもらって、15分ほど話してから市場を後にした。




集落が途切れたころに、例の花がまかれているのを発見。

これはグノーに教えられて後をつけた、葬礼の花車がまく花だ。

さすれば、この先に火葬場が、

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煙の立ち込める小屋が見えた。

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小屋の中で15,6歳のあんちゃんが火を燃やしていた。

このあんちゃん、英語が全然ダメ。

「ワン、ツー、スリー」はおろか、「ボーイもガール」もわからない。

ここからは身振り、手振り、指数えで会話した。

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なんとか通じて分かったのは、燃やしているのは死体が2体。

あんちゃん、タミル語でしゃべって、柱に数字を書いた。

手前の大きい小山が男の子で11歳、奥の小さいほうが男の子で9歳。

幼くしてなくなるとは、聞いただけで悲しくなる。

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最後の花が死者の前にたむけられて、

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前回見たあの土壺は粉々になって、地面にはまだ水気が残っていた。

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小屋の外で待機しているおじさん二人、このあんちゃんのボスか。

撮った写真を見せろとジェスチャーされ、見せたら、

「テンルピー!」、ボスは英語の数字は理解していた。

ボスに10ルピー渡すと、ほかの2人にも出せとジェスチャー。

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残る2人に各10ルピーを渡して火葬場を後にした。

後ろからまた声をかけられ、振り返ると、ボスが大声で歌いながら踊っているのが見えた。



死体の野焼きはアウトカーストの仕事?

あのあんちゃんはおそらく学校へは行っていない。

小学校の子供でも英語のワンツースリーくらいは分かる。




小路の先で大勢人が集まっていた。

こういうのを見るとのぞきたくなる性分で、つい引き寄せられた。

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店の人が粉のようなものを配給していた。だれもお金を出していない。

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このおじいさんが手にしている手帳。これで理解した。

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グノーの家で見せてもらった手帳と同じ。

世帯主は政府から小麦粉、砂糖、油などの配給があると、その時聞かされた。



道の脇に大きなスピーカー。静かなリズムで男性の歌う唄が大音声で響いていた。

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黄色い建物の中にはイスがいっぱい並べられて、宗教的な集会所のようだ。

ブログでは音やにおいが伝えられない。

夕べに聞く、宗教歌はなかなか良いもんですよ。

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高速道路が見えてきたので、長方形の第3辺の道に入る。

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この道沿いには立派な家が多かった。

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マニ君やビノー君の家を見てきたから、その差の大きさに驚かされる。

コンクリート2階建て、部屋数も相当ありそうな豪邸。

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どんな人が、どんな職業について収入を得、なかでどんな暮らしをしているのだろう。

インドは広くて、高低の差も大きいと実感した。




空き地でクリケットに興じる若者。

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日本では一切報じられていないと思いますが、

ここインドではクリケットのワールドカップが開かれているんです。

参加チームはインド、イングランド、オーストラリア、ニュージーランド、

そしてなぜか紛争をかかえているパキスタン。

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TVで観戦して、なんとなくルールが分かってきたので、

若者たちの草クリケットも見ていて面白かった。



ほかの空き地ではベーゴマをして遊ぶ子供たち。

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子供のころベーゴマをしたり、糸巻ボールで三角ベースの野球をしてたよなあ。

何十年ぶりかに思い出した。




最後の第4辺の道、駅へ帰る道。

野生のブタを初めて見た。道路脇に捨てられているゴミから残飯を漁っていた。


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しばらく歩いたが、ふとあの火葬場が気になって、碁盤の目を信じて横道に入る。

見覚えのある道に戻った。

そして夕闇がせまってきた火葬場に。

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あのあんちゃんがひとりで残っていた。

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身振り、手振り、時計を見せて、あとどのくらいかかるのか聞いた。

あと3時間、9時ころには終わるらしい。


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死体にかけられていた土のようなものは見えず、

黒ずんだ得体の知れない物体が燃えている。

身体が小さかったことだけは分かった。

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鶏肉店を写真に撮る。店の前にはカゴにいれられた鶏たち。

DSC01387.jpg

鶏を包丁でコマ切れ肉にして売る店主。

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7時半にホテルに戻り、いつものルームサービス。

今夜は魚のピリ辛とスープ、そして解禁されたビール。

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Ray次郎のブログ、このところ何時もデナーで幕を閉じる。


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越後生まれのRay次郎。
リタイヤを機に
あれこれと始めた
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